たそがれ清兵衛

紹介

たそがれ清兵衛

下城の太鼓が鳴ると、いそいそと家路を急ぐ、人呼んで「たそがれ清兵衛」。領内を二分する抗争をよそに、病弱な妻とひっそり暮してはきたものの、お家の一大事とあっては、秘めた剣が黙っちゃいない。表題作のほか、「ごますり甚内」「ど忘れ万六」「だんまり弥助」「日和見与次郎」等、その風体性格ゆえに、ふだんは侮られがちな侍たちの意外な活躍を描く、痛快で情味あふれる異色連作全八編。

無外流ポイント

短編「うらなり与右衛門」に無外流が出てきます。
実際に戦うシーンはありませんが、"無外流の使い手で強い"と紹介されているだけですが・・・。